• 瀬戸ジャイアンツ 木なり

果粒が非常に大きい、食べ応えのあるぶどう

瀬戸ジャイアンツ

甘みが強く、大きめの果粒で食べ応えがあり、
皮ごと食べられる岡山生まれのぶどう。
晴れの国岡山がつくる瀬戸ジャイアンツをぜひご賞味ください。

収穫時期:7月中旬〜10月初旬

瀬戸ジャイアンツの産地

岡山で誕生した、希少ぶどう。

瀬戸ジャイアンツの全国生産量は、第1位※で、岡山県産は約70%を締めます。岡山県で栽培されたぶどうは全国的にも人気があり、贈答用や果物専門店で高級品として取り扱われています。瀬戸ジャイアンツは果物王国岡山で生まれたぶどうとして、希少種ながら近年人気が高まり、贈答品として珍重されています。

※農林水産省 2016年特産果樹生産動態等調査より

栽培面積は全国1

瀬戸ジャイアンツ 出荷実績 (2010〜2016年)
瀬戸ジャイアンツ 産地瀬戸ジャイアンツ 産地
瀬戸ジャイアンツ圃場風景 倉敷市船穂町平石地区

ぶどうのハウス栽培(井原市青野地区)

産地紹介

  • 倉敷市

    倉敷市倉敷市

    倉敷市は、豊かな自然と温暖な気候に恵まれた瀬戸内海に面し、四国から山陰地方へつながる南北の交通軸として発展しました。

    一級河川である高梁川から水門で取水し、ぶどうの栽培に活用しています。

    いち早くハウスを利用した加温栽培を取り入れ、生産量を高め、マスカットといえば岡山と言われるほどの一大産地に成長しました。

    この地域のぶどう栽培は70年以上にわたり、現在は3世代目、匠による高品質なぶどうが全国の市場で好評を得ています。

  • 総社市

    総社市総社市

    総社市は、岡山県の南西部に位置し、吉備高原の緑や高梁川の豊かな流れ、瀬戸内の温和な気候風土に恵まれています。

    吉備文化発祥の地として、美しい自然景観と歴史的景観が調和し、古代山城の鬼ノ城や作山古墳など、古代吉備の繁栄を物語る史跡が数多く残っています。

    この辺りは古くからブドウづくりが盛んで、特にネオ・マスカットの名産地です。

    今日では、瀬戸ジャイアンツをはじめ、様々なブドウを栽培し、日本各地の市場に品質の揃ったブドウを出荷しています。

  • 井原市

    井原市井原市

    井原市は、岡山県西南部に位置し、高梁川の支流である小田川が、西から東へ貫流しています。また北部は標高200~400メートルの丘陵地帯で吉備高原へと続いています。

    井原市でのぶどう栽培の歴史は古く、明治34年から昭和初期にかけて井原地区で広がり、昭和40年代には日本有数の「マスカットベリーA」産地となりました。

    芳井地区では昭和61年から、美星地区では平成元年から栽培が始まり、井原市のぶどう栽培面積は、岡山県下でもトップクラスとなっています。

瀬戸ジャイアンツ生産者の思い

郷土の思いが詰まった岡山生まれのぶどう

瀬戸ジャイアンツ圃場

岡山で栽培されているぶどうはたくさんあります。瀬戸ジャイアンツは、「大粒・種無し・皮ごと食べられる」という魅力があり、消費者に気に入ってもらえるに違いないと思い栽培しています。

岡山の全国シェアは70%を超えますが、全体の生産量自体は少なく、魅力的ですが希少価値の高いぶどうです。

瀬戸ジャイアンツ 生産者
瀬戸ジャイアンツ圃場

部会や地域の一員として、
産地の優しさに恩返ししたい

岡山県井原市でぶどうづくりをはじめて4年。就農するにあたり、様々な産地を訪問し、農産物だけでなく生活環境も確認しました。私が就農した岡山県井原市青野地区は、県内屈指のぶどうの産地で、岡山県下でトップクラスの品質と生産量を誇ります。有名産地というだけでなく、井原市では農業施設等整備支援や空き家等借入応援事業など、新規就農者を受け入れる体制が整っています。地域の方も優しく、そんな先輩方の優しさが井原のぶどうのおいしさの原点ではないかと思います。

岡山県のぶどうは一房一房生産者の思いが詰まった優しさのぶどうです。繊細で上質な良味をぜひ一度ご賞味ください。

井原市ぶどう部会青野支部 木幡知哉さん(こはたともや)

井原市ぶどう部会青野支部 木幡知哉さん(こはたともや)

瀬戸ジャイアンツをおいしく食べるポイント

  • 選 ぶ

    果皮の茶色いシミが完熟の証

    瀬戸ジャイアンツは、完熟すると黄色みを帯びてきます。また表面に茶色いシミが出ることもありますが、これは熟している証拠です。軸が緑色で皮に張りがあり、粒がふっくらとしたものを選びましょう。軸が茶色く枯れているものは鮮度が落ちているので避けたほうが無難です。

  • 保 存

    冷蔵保存で、乾燥を防ぐ

    瀬戸ジャイアンツは冷蔵保存するのが一般的です。

    乾燥を防ぐために穴あきのポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。

    冷蔵保存でも、なるべくお早めにお召し上がりください。

  • 食べる

    食べる直前に冷やして

    瀬戸ジャイアンツは種がなく皮が薄くてやわらかいので皮ごと食べられます。水洗いし、食べる前に10分ほど氷水で冷やすとよりおいしくお召し上がりいただけます。

    粒が大きくて丸ごと食べられるため、ケーキやタルト、パフェなどのトッピングにも最適です。

    瀬戸ジャイアンツ

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瀬戸ジャイアンツの特徴と概要

【 瀬戸ジャイアンツの特徴 】

瀬戸ジャイアンツは1979年に岡山のぶどう研究所「花澤ぶどう研究所」の花澤氏によって「グザルカラー」と「ネオ・マスカット」を交配させ育成されたブドウです。

粒は非常に大きく、糖度は高い。酸味が少なく、香りは乏しいが食感がよく皮ごと食べられるのが特徴です。

全国的に生産量が少なく、希少。高級ぶどうとして人気が高く、贈答品として果実専門店などで取り扱われています。

  • 作物区分:果樹
  • 農林水産植物の種類:Vitis L.(和名:ブドウ属)
  • 出願品種の名称及びその読み:瀬戸ジャイアンツ(よみ:セトジャイアンツ )
  • 登録番号:1859
  • 登録年月日:1989/03/27

【 登録品種の植物体の特性の概要 】

瀬戸ジャイアンツは、「グザルカラー」と「ネオ・マスカット」の交雑実生であり、果粒が黄緑~黄白色、「カツタ・クルガン」に似に縦溝のある短倒卵形の大粒で育成地(岡山県赤磐郡瀬戸町)において9月末~10月初旬に成熟する晩生種である。樹の大きさは大、樹勢は強、枝梢の太さはやや太である。葉身の形は円形、裂片数は3片、葉柄裂刻の形は閉じる、上裂刻は開く、上裂刻の深さは浅い、葉の大きさは極大、葉脈間毛じは無し又は極僅か、葉柄毛じは僅か、葉柄の主脈に対する長さは長である。穂梗の色は淡紅、果房の形は有岐円錐、果房の大きさは極大、粒着の粗密は粗である。果粒の形は倒卵、果粒の大きさは非常に大、果皮の色は黄緑又は黄白、果皮の厚さは薄、果皮と果肉の分離は難である。果肉の色は不着色、肉質は崩解性、甘味は高、酸味は少、香気は無、果汁は多である。種子の数は中、種子の大きさは大である。成熟期は育成地において9月末~10月初旬でかなり遅、花振いは多、無核果粒の混入は少、裂果性は中、果梗の強さは強、果梗と果粒の分離は難である。「カッタ・クルガン」と比較して、葉身の形が円形であること、粒着の粗密が密なこと、果物の形が倒卵であること、裂果性が少ないこと等で区別性が認められる。

※農林水産省登録品種データベースより

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